気持ちを落ち着ける『よかった』と『ありがとう』の深呼吸。

Byイチハラカヨコ

千葉県内の桜は咲き終わりの時期を迎えようとしています。散り際の桜
散り際の桜2
この地域に住んでいて良かったなーと思います。
ドライブするだけで十分お花を楽しめる。

特に今年は咲き始めこそ早かったけれど、
時々キューーーっと冷え込む日もあったお陰で長い期間堪能できました。

今、人の世は大変な試練の中にありますが、
それでも花々の咲き誇るこの季節であったことが、
少しでも人々の心を和らげるお役目を果たしてくれていたのでは…と思います。

☆☆☆

日々緊迫したニュース、
今後の生活など、
心配で気持ちが揺れたり落ち着かなかったり。。

そんな時に、ぜひ試してみてください。

これは緊張をほぐす方法として、
発表会など、ステージ本番を控えている生徒さんを中心に教えている事なのですが、

とっても簡単です。

吸う時に
『よかったー』

吐く時に
『ありがとうー』

と、
頭の中で思いながら深呼吸。

これだけ❗️

心と身体はつながっていて、
メンタルに作用する動作がいくつもあります。
深呼吸もそのひとつで、そのリラックス効果はよく知られている通り。
逆も真なりで、日々テンパっていたり忙しすぎていると呼吸は浅くなる傾向があります。

なので、まずは呼吸から整える。
ゆーーっくり、横隔膜の底まで深ーーーく。

そこにポジティブな言葉を上乗せします。
言葉は、脳に作用します。
より大袈裟に思い浮かべると、より効果的なのだそうです。

『よかったああああぁぁぁ❗️』

『あーーーりがとぉぉぉーーー❣️』by谷村新司

ひとつポイントがあります。
それは、“習慣化”すること。

これ、極度の緊張状態やテンパり過ぎちゃった時に突然やってもあまり効果はありません。
日々の生活の中で、
例えば朝起きてすぐとかごはんを食べた後、入浴中入浴後など場面を決めて繰り返し、

『よかったありがとうの呼吸をする』
↓↓
『リラックスする』

という“脳内スイッチ”を作り上げることが大事。

すると緊張した時でもこの呼吸をすることで、
リラックスの状態を再現し易くなるのです。

※以前、「アルファ波」という脳波を出し易くする方法としてこれを紹介していた事があるのですが、近年脳波についての研究が進み、アルファ波=リラックス=良い効果という図式に対する異論も発表されています。
ですのでここはシンプルに、緊張緩和方法として捉えてくださいね☆

こんな時ですから、なかなかリフレッシュできない、
施設の休業で楽しみがなくなってしまった、
という方も多いと思います。

でもこんな時だからこそ、
気持ちや身体、言葉と向き合い、
少ない資源でエネルギーチャージができる自分でいられるならば、ある意味無敵。


ちなみに、
最近私は自分なりにアレンジしています。

例えば頭の中の言葉を
『生きてて、よかったーーーー❗️』
『地球に生まれて、
よかったーーーー❗️』by織田裕二

など、ダイナミックにしてみる。笑

呼吸に合わせて、両腕を大きく広げてみる(ラジオ体操みたいに)。

せっかくだから、外の空気に当たりながら。
山や木、花など自然を眺めながら。

住環境によりそれが難しければ、
好きな景色や人の写真を見ながら。。

などなど。

自分が心地よくなる事を、
選んで試してみてください。


『ありがとう』
感謝の言葉の力は、大きいです。

脳は主語を判断できません。

たとえ誰かに向かって言ったとしても、
発した言葉はまっすぐ自分自身に返ってきます。

誰かへの感謝は、
自分自身への感謝。

今日1日、頑張ったことを。
いや、頑張らなくても、
ここにただ在ることを。

誰よりも労ってあげてくださいね♪


KAYOKO
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