声が思うように出ない理由~使わないと痩せてしまうよ、という話③。

Byイチハラカヨコ

記:2011年5月24~28日
※こちらの記事は5月末に書いたものを読みやすく再編集したものです。


声を鈍らせない予防策があるとすれば、
それはもう『声を使う』こと。

筋肉で支えられていることを考えれば、
例えば仕事柄声を使うことが多い人の方が、
使わない人に比べれば声を保ちやすいのも、当然といえば当然なわけで…

歌を歌われる方ならば、
極力ブランクを作らないで歌う機会を作る。
…幸い、一人カラオケも恥ずかしくないご時世になりましたからねー(笑)。

一度筋肉を落としてしまったとして、
もちろんボイトレで回復させることは可能なんです、が。

一度落ちてしまった筋肉を戻すのにはそれなりの困難が伴いますし、

また年齢を重ねれば重ねるほど、
声帯にもいろいろと動きが悪くなるような要因が重なっていくので、
どうしても若い人と全く同じように…とはいかなくなります。

ですので可能ならば、

“筋肉を落とさないよう、維持に努める”

…のが、一番かかる負担や手間暇が少ないのではないでしょうか。

これは筋肉全般についての話なのですが、
体の筋肉量って、40代の頃からどんどん落ちていってしまうのだそう。

医学者ではないのではっきり断言はできませんが、
声帯を支える筋肉も一緒なんだとしたら、
少なくともアラフォー以降は、
何もせずにキープするのはムリ!!…って話になりますよね!?

人間、『声を維持すること』ってあんまり考えません。
でも実際、『声って維持しようとしなければできないもの』なんです。

声が思うように出せないことの不便さやショックは、大きい物です。
レッスンにいらしたご年配の生徒さんたちも、当初その落胆が見て取れました。
どうぞ、『予防的ケア』の大切さを知ってください。
要は、体の健康維持と同じ発想ですね♪


た・だ・し!!

極力声を使うと言っても、
闇雲に声を出せばいいのではなく、注意しなければいけないことがあります。
次、とても重要な話なので、要チェック!!
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