イチハラカヨコ

【声の話】そう簡単に、白黒つけられない。~自分は上手くならない、と思い込んでる方へ。

記:2011年4月3日
この記事は、震災後の上野動物園再開当日に、
娘と行った話に引っ掛けて書きました。
それ故冒頭に、パンダやアリクイという言葉が出てきてます。一応、解説。

声の世界は、パンダやアリクイのように白黒ハッキリというわけにはいきません。

そもそも、
『これが正しい出し方』『これが間違っている出し方』
…なーんてものがあるはずがありません。
何か特定の疾患などを持っている方以外は、
大抵しゃべったり歌ったりできるわけですから。

美声・悪声などとは言いますが、
実際には透明感のある声が好きな人もいれば、
逆にしわがれた声に魅力を感じる人もいる。

また上手な歌が必ず好まれるわけでもなく、
下手でも『味がある』と受け取られる場合もあり…

何をいいと思うかは、
主観的好みに大きく左右されます。

また、職業によって、
歌の場合はジャンルなどによって、
声に求められるものは違ってくるわけです。


ただ、
こういう喉の使い方をすると痛めやすい、疲れやすい、
逆にこうすれば楽に、効率よく声が出せる、とか、
口や喉、声帯をどのように使うかによって、
どういう響きの声が出るかが決まっている、
というセオリーなら確かに存在します。

大切なのは、
そのセオリーの中で、その人には何が必要か、
ということなんですね。

ボイトレも、
画一的なメニューだけやってればなんとかなるものではないです。

ちなみに私の生徒さん、
レッスンメニューが全員違います(笑)。
一人ひとり、抱えている問題も歌の好みも違うので、
それによって使うメソッドや、何を重点的にやるかの配分も変えていきます。


もし、
過去にボイトレの経験があったり、
色々やってみたけどうまくいかなかった、
だからやっぱり自分は歌が下手なんだ…

…なんて思ってる方がいらっしゃったら、
実はそれ、違うかも知れないです(^^)。

どうぞ、あきらめないでくださいと言いたいんです。
それは、『たまたま』あなたに合っていない方法だった、だけかもよ?

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