イチハラカヨコ

加齢による声への影響①~声帯粘膜の乾燥

記:2011年6月14日


声帯の動きと声の関係

↑声が出るとき、のどの中で何が起こっているかがわかると、理解しやすいです。
時々振り返って読んでみてくださいね♪


『声を傷めないためには』の中で、
加齢による影響ということにちょろっと触れました。

声って、年を重ねると明らかに変わっていきますよね。
ではその時、のどの中や声帯には何が起こってるの?ということについて、
まとめてみます。

最初は、『乾燥』について。

上リンクの記事で、
声帯の表面は粘膜で覆われていると書きましたが、
その粘膜は粘液によって潤っています。

声帯は、合わさって振動することにより声が出ますが、

粘液で潤っていることによって、
滑らかに、スムーズに動くようにできています。


ところが一定以上の年齢になりますと、
粘液の分泌が減ってきます。

お肌と同じように、声帯も乾燥してしまうというわけ。

じゃ、乾燥すると何が起こるのかというと。

本来、潤っていれば軽減されるはずの声帯同志の摩擦が、
大きくなってしまう、ということが起きます。

すると声帯はうまいこと動いてくれず、
音が引っかかったりかすれたり、
ちょっとザラついた印象の声が出たりします。

摩擦が大きくなるってことは、
声帯への負担が増えるということ。

そのまま声を出し続ければ、
普通以上に早く疲労してしまったり、
場合によっては声帯を傷つけてしまいかねません。

こちらの記事で、練習時の注意として、

乾いたのどをそのまんまにしない。小まめに潤す。

というポイントを挙げてるのは、このためなんです。

歌い続けて、口の中やのどが渇いたときに、
まともな声が出ない、とか、
のどに違和感を感じた、という経験なら、
みなさんあると思います。

年を重ねるとその状態が慢性化するんだと考えると、
分かりやすいんじゃないでしょうか。

そのときに必要なのは水分補給や、のどを疲弊させないためのいっそうの配慮です。
無理して一生懸命練習すれば若い声が取り戻せるとか、
そういうことではない
ということを、押さえておいてください♪

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