【トレーナー冥利な話】ある日、生徒さんが大化けする(笑)!

Byイチハラカヨコ

そうなんです。

大化けするんですよ。


改めまして、こんにちは。

何だこのタイトルは!?
そう思われるかも知れませんが。

「おおおおお何か急にうまくなったああ

…という時期がある日、
訪れることがあります。


ちょうど今週のレッスンでのこと。

その生徒さんは声量が小さく、
曲のサビなど、盛り上がりどころも細い声になってしまうため、
緩急がつかずに平板な印象になっていました。

リズム感や音程のコントロール力はもともと優れていただけに、
もったいないなぁ…という感じでした。


それが、ここ2~3回のレッスンで、
ググっとボリュームをつけて歌えるように

それ以前のレッスンの間にも、
少しずつ声量は上がっていったんですが、

スケールレッスンや、
テンポをゆっくりにした時には声が出ても、
いざオケに合わせて歌うとなかなかできない…という状態を、しばらく繰り返しました。


歌というのは、同時にいろーーんな事をやっています。
音の高低、強弱、質感、リズム、
これ、全部使う筋肉が違うんですね。

そのため、「自分はこうしたい」と思っても、
なかなか体がついてこない。
スポーツと一緒です。

つまりこの生徒さん、
ここにきてのどの中の動きが、
自分の意志についてくるようになったわけです。

レッスンを始めた頃に比べると、
声量といい表現の幅といい、
まるで別人のよう。
これは感激でした。
あら~~~この子ったらいい歌歌うじゃな~~~い!!って感じで(笑)。


ボイトレの進み具合は生徒さんそれぞれではありますが、
生徒さんが上手くなった~と実感するとき、
トレーナーとして本当に幸せを感じます。

これだからこの仕事、やめられまへんなぁ(笑)。


※カヨコは別に関西人ではありません。
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