『声帯を合わせる』が整うと、良いことがいーーっぱい起こる!の話・後編
では、『声帯を閉じる』を、
ピンポイントで。
力まずに。
できるようになると、何が良いのか。
それは、
声という“楽器”の、
鳴り方が良くなる。
…んですよ!
声帯のすき間が埋まること、
さらに無駄に力まないことで、軽やかに動いてくれます。
軽くなることで『よく振動してくれる』⇒良い音で鳴ってくれる
というワケです。
これはですね、
1回、わずか1時間のレッスン中のトレーニングで、
歌いやすくなった!とおっしゃる生徒さんもいるほど。
※その人の状態によって個人差はあります。
また、維持するには継続していくことが必要です。
余計な力を使わなくても声が良く"鳴って"くれるので、
歌うのが本当に楽になります。
私は趣味で長らくゴスペルを歌ってはきましたが、
AKIRA先生のところに通い始める前はただのシロートさんでした。
その私が実際にボイトレをしてきて実感した変化の中で、
閉じ方を整えたことによって得られたものを、
ちょっと列挙してみましょうか。
①高音域を歌うときに、力がいらなくなった。
今、体感的には張り上げぎみに歌ってた時の7割くらいのエネルギーで済む感じ?(あくまで個人の感想です(笑))
②その高音域の声の、余裕ない感じが抜けた。
(自分録音チェックでの感想)
③地声と裏声の境目がなくなった。
(これ、一番の悩みのタネでした)
④息が抜けがちで不安定だった中低音域(もともと地声で出せる限界のあたり)が、通りの良い声で出せるようになった。
(先日ライブでソロを歌うことがあったので、その時意識的に鍛えました♪)
⑤明らかに声のスタミナUP!
(特に高音域の張り上げグセがなくなったため。以前は1時間半のゴスペルレッスンでヘタレていた。今は数時間歌い続けて平気)
⑥ロングトーンが楽~に伸びるようになった。
少々息継ぎがシビアな曲にも対応できるように。
(声帯が閉じる、無駄な力が抜ける、の相乗効果で息のムダ使いがなくなったため)
⑦全体に、声の安定感が増した。
(筋肉が整うと動きが安定するのは、体の他の部分と同じ。
ま…この点は、まだまだ発展途上ですけど・・・^^;)
⑧大事なことが抜けてました。声量アップ!
(正確には、以前よりも全然省エネで同じくらいの音量がキープできるようになった。時々、ぽん!と響きのいい音が軽く出て自分でビックリすることも(笑))
こんなところでしょうかね。
ほほぅ、結構いろいろあるなぁ。 ←他人事か
派生的なものを含めると、もっと出てきそうです。
では、どうすればそれが出来るようになるか?
…というメソッドについては、ここでは公開できないんですが…
(ズッコケないでください。文字で伝えるには限界があるため、誤解を元にやり方を間違えられてしまう可能性があるからです。ボイトレは『正しく』やらないと効果が上がりませんので…)
代わりに、『ジャイアン本』に書かれているトレーニング方法の中で、どれがそれに当たるのか?ということだけ書いておきますので、本を購入された方は照らし合わせてみてください。
実践編の『エッジボイス』に注目してみましょう。
この出し方と、その『エッジ』を使ったエクササイズがあります。
それ、特に意識してやってみてください。
付属のCDを参考にしてくださいね。『小さい声』を忘れずに。
エッジボイスを長く続けられない方は、
1回を短めに鳴らすところから始めてみるといいですよ(^^)v。
鳴らす⇒止める⇒力を抜いてリラックス…で、繰り返してみましょう♪
…なんか、自分の予想以上に話が膨らんじゃったので(笑)、
もう一本、プラスのお話を続けましょう。
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