『声帯を合わせる』の補足の話。

Byイチハラカヨコ

おはようございます。

久々に突っ込んだボイトレの記事を書いたら、
ちょっと乗っちゃいましたね~(笑)。
書くときは一気ですねぇ。
今、滅多にこないフィーバーが来てます(爆)。
(ホントにバランス悪っ。)


さておき、
昨日までの記事について、補足です。

『声帯を閉じる』ということを書いてきましたが、
これは『全部閉じながら歌え』という意味ではないです。

これはジャイアン本の中にも記述があるのですが、

歌の上手な人は、声帯を『閉じる』『開ける』をコントロールしながら、
強弱やニュアンスをつけて歌っています。


「私はかすれた感じの歌声が好きなんだけど」という方も当然いらっしゃるはずですし、
息がもれた声になることが『間違い』なのではありません。

ただ、

『閉じる力が整っている上で、コントロールしながら出す息もれ声』と、
『閉じる力が弱いために勝手に出てしまう息もれ声』とでは、
やっぱり違うんですよね。

『閉じる』の基礎力があることで、
息を“ちょっとだけ混ぜる”か、“大きく混ぜる”かのコントロールができたり、
やはり声の安定感や伝わり方が変わったり、ということがあります。


もうひとつ。

これは、ヨワヨワさんガチガチさんだけのためのトレーニングじゃないんですよ~。
歌が上手い人にも、もちろん有効です。
やればやるほど、さらに声の動きが良くなっていきます。

『ジャイアン本』のすべてのエクササイズに言えることなのですが、

苦手克服のためにやるのもよし、
更なるレベルアップのためにやるのもよし、なものばかりです。

歌を上達させたいすべての人のための本

なので、活用していただければと思います(^^)v。

声の大きさや、どういう声で、という指示を見逃さず、
それを守ってやるのがポイントですよ♪
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Comments 2

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AUTHOR:イチハラカヨコ@ボイストレーナー
URL:http://yaplog.jp/kayokovoice/
IP:125.3.198.98
DATE:10/06/2012 17:11:36
>れっこさん♪
すごーい!ガッツリ活用してるぅ~!!{パチパチ}
アメーバの記事も読みました(^^)v
これだけ使っていただければAKIRA先生も喜ぶと思うー!
次にレッスン行った時に伝えときます(笑)。
お♪ゆうかさんも一緒ですか(今も?)
じゃあ、低音が苦手なゆうかさんにひとつ、伝授♪
本とCDにある低音開発に加え、
ピッチコントロールを少し利用するといいです。
ピアノ伴奏によらず、出しにくくなるあたりの低音で
あ~~~~~~~で揺らしてほぐす。ゆっくりでOKです。
揺らすとエッジボイスも鳴りやすくなるはずなので、
エッジ⇒声に変える、またピッチコントロールに戻る…みたいなサイクルで、徐々に音程を下げながらやってみるといいです(^.^)
『力んだ』と感じたら、首や肩を動かしてほぐして一度リセットしましょう。
CDのピッチコントロール(高速)は、正直かなり早いレベルなので、
あれをスムーズにできたら一人前な感じですね(笑)。
タナカマキコさんもますます達者になること請け合いです。 ←おや?

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AUTHOR:高樹れい子
URL:http://ameblo.jp/blazon69me/
IP:121.116.196.41
DATE:10/06/2012 14:31:26
おねえさま~(^^)v
「ジャイアン本」←お師匠様の本をスミマセン(笑)
これは、私にとっても、とてもわかりやすくて、CDに合わせて練習してますと、自分が特に弱点である部分を把握しやすいんですよね。
今、ゆうかチャン、我が家で頑張って練習してますよ~♪
基本の声の高さが高いためか、低音にくると苦しいそうでして・・・。
声われが起きるとか。
声を出す時に、いつの間にか、アゴが上に向いてしまうとか。
声が空気漏れ状態が起きるときがあるとか。
自分でどのあたりになると、それらの欠点が出るか把握してるため・・・
あとは、おねえさまのピンポイント解説と、ジャイアン本のポイントを意識して練習すればかなり伸びると思います。
私もやり始めた最初のころは、かなり基礎的なところで声が割れたりしましたし。
ピッチコントロールの練習で、動きにちょっとついていけてない感じとか。
壁にぶつかりました。
ひとつひとつ、克服していくように練習していけば、成果が出ているのが驚くほどわかりますね!!
練習を再開した最初の歌声と、ある程度こなした段階で録音した声とでは明らかに違いがわかりましたので。
自分でびっくりしました(^^)
あ、タナカマキコさんのモノマネではないですよ~(爆)