音程も大事だけれど、歌ってそれだけじゃない。

Byイチハラカヨコ

おはようございます!

いくらなんでも記事をサボり過ぎな今日このごろ、
皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。 ←???

先月はホームページのスケジュール更新もすっ飛ばし ←おいおい

放置にも程があるだろ状態だったんですが^^;
さっきちゃーんと更新したし~♪ ←別に偉くない

いーかげんボイトレに関する記事も書いてませんので、
はい。真面目に書きます。

☆☆☆

本題です。

例えば自分の歌声を録音して聴いてみた時。。。

『平板でのっぺりしてる・・・』

…って、思ったことありませんか?

音程を外してる訳じゃないのに、
なんか単調。
上手に聞こえない。


さて、どこに原因があるのでしょう?

★★★

そんな風に感じたことのある方は、
次のようなことをチェックしてみましょう。

1曲歌う中で、

強弱の幅はどのくらいついていますか?

違う雰囲気の声色を、どれくらい使い分けていますか?


音程は正確だけど、曲の全部を同じ強さで吹いている。
そんなトランペットの音を想像してみると、解りやすいです。

恐らく大多数の人は、それを“上手な演奏”とは思わず、
色気のない雑な印象に受け取るんじゃないでしょうか。


歌、というか音楽全般において、
音程が正確であることはもちろん重要なことではあるんですが、

それと同じくらい、もしかしたらそれ以上に、

『緩急』『抑揚』をいかに付けるか

…ということが、歌の印象を大きく左右します。


上手いと思う人の歌、誰の何の曲でもいいです。
一緒に口ずさむのを一旦やめて、
この緩急に的を絞り、耳を済まして歌を聴いてみましょう。

思っている以上に、強弱の幅がありませんか?
柔らかい声、硬質な声、かすれた声、クリアに抜ける声、
いろいろ使い分けていませんか?


ちょっとした強弱の付け方や、
声の濃淡の出し方をコーチしてから歌ってもらうと、

あーら♪全然別人の歌みたいじゃなーい♪

なーんてことはレッスンでも結構あるんですよねー、実は。


これができるかできないかで、歌って大きな差が出てきます。

(単にコツがわかっていなかっただけの人もいれば、
発声の問題で声が付いていかない場合もあります。)

歌を聴くときに、メロディライン以外の情報に、
よーく耳を傾けてみてください。
歌の世界が変わりますよ(^^)v。

歌の上手い人は、こういうところを鋭く聴きわける力を持っているものです。
聴き分けられる=歌い分けられる の、第一歩です♪
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Comments 1

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AUTHOR:蛍原ショウコ
URL:http://beretta92f9mmpara.blog.fc2.com/
IP:60.42.45.137
DATE:04/04/2013 00:58:39
カヨコお姉さま~(^^)
今回のお話、ナルホド!!と思ったのが、トランペットの演奏の喩えです。
音程はとれていても、上手い!!という感じに聞こえないその理由は・・・
人の歌声は、カラオケに行くと一番身近に聞ける例でしょうか。
しっかり音程はとれているけれど、上手いという感じに聞こえない。
だけどオンチではない。という人がいたりしますよね。
その秘密は「抑揚」だったり「緩急」にあったんですよね!!
自分で歌っていて、よくやるのが妙に強く歌うところは強くして
力をぬいたほうがいいところを、抜きすぎるという・・・・・(爆)
「なんと極端な!!オマエ、もやしにしてやる!(デーモン小暮閣下で→おい)」
と、こんな感じで、ひとりレッスンをしておりマス(爆)
自分の声を録音して、確認してみるって大事ですよね・・・・
凹むこともありますケドorz