脳は歌う~声も大事だけれど、歌ってそれだけじゃない。
ちょうど先日、
ゴスペルの仲間と自主練会をやった時の話です。
そのお友達の一人が、こんなことを言いました。
「最近ゴスペルで歌う時、何を歌ってるのかがわかるようになったの!」
解説しますと。
彼女のパートはアルト(女性の低音)。
以前は自分のパートを必死で追うのに精一杯で、
他のパートが何を歌っているのか、聴く余裕もなかった。
それが最近自分の歌うアルトが、
『コーラス全体の中で』どの部分を歌っているのか、
歌いながら理解できるようになった・・・というのです。
私「へぇー!それすごいね!!
それが解るようになると、
コーラスが俄然楽しくなるよ!」
そうなんです!
楽しくなるんですよ!
☆★☆
『何を歌ってるか解るようになった』という、
彼女に何が起きたかと言うと。
脳の情報処理能力が上がった
・・・のです!
もともとは自分のパートしか追っていけなかったのが、
いろいろな曲を歌っていくうちに、
曲の記憶が蓄積される。
すると覚えるのもだんだん早くなり、
自分のパート以外の情報を受け取れる余裕ができた。
そして、自分はアルトを歌いながら、
他のパートも聞こえるようになった。
…というわけです。
これ、結構大きなレベルアップです。
何が重要かと言うと、
『歌う』と『聴く』という、
二つのことが同時にできるようになった。
それがポイント。
☆★☆
これができると、
コーラスの何が楽しくなってくるか。
まず、曲覚えがぐっと楽になります。
自分の歌うパートと、
他のパートの絡みを捉えられるので、
音を外すことが少なくなったり、
外しても修正が効きやすくなったりと、
正確さが上がっていきます。
そして『歌って楽しい』だけではなく、
歌いながらそのハーモニーを感じる楽しみがプラスされます。
このハーモニー、和音の流れというのはある程度パターンがあるものなので、
別のパートを聴いた時に、だんだん自分のパートの予測が立てられるようになってきます。
そうすると、さらに曲覚えのスピードも上がる。
曲を早く覚えちゃえば、さらに歌いこなす余裕も生まれます。
…という良い循環が巡り、
曲の理解もより深くなっていきます。
★☆★
2つ前の記事で書いた、
『歌を聴くときに、メロディライン以外の情報に、
よーく耳を傾けてみて』
という話ともつながるのですが、
ある曲を聴いた時に、
どれだけの情報を聞き取れるかというのは、
歌や音楽をやる上において、とても重要な意味を持ちます。
歌を歌う場合に発声はもちろん大事ですが、
手前で司令を出してるのは、脳。
私の友達のように、
こちらの働きが上がることによって、
上がっていく能力というものがあります。
例えばハモリが苦手、
他の声が聞こえると、そっちにつられちゃう。
そういう方も少なくありません。
その場合、何を鍛えていくといいのか?
このお話、もう少し掘り下げます。
ゴスペルの仲間と自主練会をやった時の話です。
そのお友達の一人が、こんなことを言いました。
「最近ゴスペルで歌う時、何を歌ってるのかがわかるようになったの!」
解説しますと。
彼女のパートはアルト(女性の低音)。
以前は自分のパートを必死で追うのに精一杯で、
他のパートが何を歌っているのか、聴く余裕もなかった。
それが最近自分の歌うアルトが、
『コーラス全体の中で』どの部分を歌っているのか、
歌いながら理解できるようになった・・・というのです。
私「へぇー!それすごいね!!
それが解るようになると、
コーラスが俄然楽しくなるよ!」
そうなんです!
楽しくなるんですよ!
☆★☆
『何を歌ってるか解るようになった』という、
彼女に何が起きたかと言うと。
脳の情報処理能力が上がった
・・・のです!
もともとは自分のパートしか追っていけなかったのが、
いろいろな曲を歌っていくうちに、
曲の記憶が蓄積される。
すると覚えるのもだんだん早くなり、
自分のパート以外の情報を受け取れる余裕ができた。
そして、自分はアルトを歌いながら、
他のパートも聞こえるようになった。
…というわけです。
これ、結構大きなレベルアップです。
何が重要かと言うと、
『歌う』と『聴く』という、
二つのことが同時にできるようになった。
それがポイント。
☆★☆
これができると、
コーラスの何が楽しくなってくるか。
まず、曲覚えがぐっと楽になります。
自分の歌うパートと、
他のパートの絡みを捉えられるので、
音を外すことが少なくなったり、
外しても修正が効きやすくなったりと、
正確さが上がっていきます。
そして『歌って楽しい』だけではなく、
歌いながらそのハーモニーを感じる楽しみがプラスされます。
このハーモニー、和音の流れというのはある程度パターンがあるものなので、
別のパートを聴いた時に、だんだん自分のパートの予測が立てられるようになってきます。
そうすると、さらに曲覚えのスピードも上がる。
曲を早く覚えちゃえば、さらに歌いこなす余裕も生まれます。
…という良い循環が巡り、
曲の理解もより深くなっていきます。
★☆★
2つ前の記事で書いた、
『歌を聴くときに、メロディライン以外の情報に、
よーく耳を傾けてみて』
という話ともつながるのですが、
ある曲を聴いた時に、
どれだけの情報を聞き取れるかというのは、
歌や音楽をやる上において、とても重要な意味を持ちます。
歌を歌う場合に発声はもちろん大事ですが、
手前で司令を出してるのは、脳。
私の友達のように、
こちらの働きが上がることによって、
上がっていく能力というものがあります。
例えばハモリが苦手、
他の声が聞こえると、そっちにつられちゃう。
そういう方も少なくありません。
その場合、何を鍛えていくといいのか?
このお話、もう少し掘り下げます。
- 関連記事
-
-
脳は歌う③~ちゃんと伸びていくセンス・音感の話♪
-
脳は歌う②~発声以外にも、歌うための大事な"脳力"がある!
-
脳は歌う~声も大事だけれど、歌ってそれだけじゃない。
-