4月14日『桜の山の春の市』で、カラオケ大会の審査員やっちゃった!
過去記事で『大所帯で歌うよ~』というお話を書きましたが、
それが茂原公園の『桜の山の春の市』というイベントでした。

それはそれは見事な葉桜の中(笑)。
…えっ?
やだなあ。
桜の『花』とは、誰も言ってないし。
別に、間違ってないよ。うん。

地元のお店の出店も多数、
ご当地ゆるキャラにアイドルも登場と、
なかなかバラエティに富んだ楽しいイベントでした。
昼過ぎごろにゴスペル隊で歌わせていただいたんですが、
実はこの日、出番はそれだけじゃありませんで。
午前中に行われた"カラオケ選手権"の審査員なんかをやっちゃった(;´∀`)!
人生初です ←そりゃそうだろう
審査員は地元でバンドや音楽活動をしている方お二人と私の3人。
事前にエントリーしていた出演者は、演歌や歌謡曲を歌うシニアの方が大半だったんですが、
まーみんな上手いの何のって( ̄▽ ̄;)。
うちの周辺地域って、カラオケクラブやら同好会やら、いっぱいあるんですよね。
私の町にもありまして、
公民館の音楽室にカラオケの機材が置いてあるんですわ(笑)。
それぞれの方がどのように活動してきたかはわかりませんが、とにかくみなさんよく歌い込んでいるし、何より場慣れしていらっしゃる。
1曲歌い終わるごとにMCから審査員席にコメントを求められるんですが、
それを聞くのもみなさん真剣なわけですよ。
ですからこちらも細かいところを聞き逃さないよう歌に耳を傾けてました。
審査はポイント制だったので、
ちゃんと反映されるよう、
実は結構シビアに審査してましたのよ~というお話。
ちなみに、どんなことに注目して審査してたか、
いくつか挙げてみましょう。
★音程・リズムの正確さ
ま、これは当然ですね。
正確であるに越したことはないです。
★節回し・緩急の付け方
先日書いた記事の、正にこれです。
特に演歌は、これがしっかり付いてないと逆に変ですし。
ただ闇雲に付けてしまってもダメで、
言葉の意味や音のアップダウンにうまく絡んでいるか、それがポイントです。
でも演歌を歌い慣れてるみなさん、この点は見事でした。
★選曲
これも実は、結構大事なんですよね。
ちょうど先日、AKIRA先生が"手っ取り早く歌を上手に聴かせたい時"記事を書かれていまして、もうその通りの事です。
自分の声の事をよくわかっているかどうか、ですね。
★言葉の明瞭さ・歌詞の伝わり方
これ、結構重視しました。
例え声が『音』として美しくても、
その言葉がちゃんと伝わって来ないと、それはとても損をしていると思うんですね。
歌が『歌』である以上、歌詞の世界が聴いてる人に伝わってナンボじゃないでしょうか。
★パフォーマンス
歌っている時の見せ方ですね。
歌そのものと関係はないかも知れませんが、
見てる人がより楽しむポイントになります。
★歌い出しのアピール度
これは"結果的にそうだった”というお話なんですが、
優勝候補に上がった方を思い返すと、
歌い始めた最初のフレーズで「わぁ、上手い!」と思わせてギュッと心を掴んでしまうんですね。
出だしをキレイに入れる方というのは、声に安定感がありますし。
…と、いろいろ書いてみましたが。
この後半の3つ、
実はひとつの事に集約されると思いました。
それは、
『歌が自分の中で完結しちゃってる』か、
『見てる人にシェアしながら歌っている』か。
この違い、聴いててとってもよく判りました。
意識の持ち方の違いが、
歌の伝わり方に反映されるんですね。
同じように上手い人がいたとして、
最後の決め手はここじゃないかと。
そんなことを感じました。
勉強させていただきましたよ。いやいや、ホントに。
・・・こうして改めてみると、
審査基準がエラい本格的じゃないですか。
ハードル高っ(笑)。
地方の一イベントとは思えん。
つまりそれくらいみなさんお上手で、
レベルが高かったんですよ^^;。
優勝した方はサブちゃんの『まつり』を熱唱されたんですが、
上の全てのポイントで満点あげられるくらいの見事さでしたから。
何年か前に自分の町のお祭りで、
カラオケ愛好会のおじさまおばさまたちが歌われてた時も、
うまいなー、気持ちよさそうだなーと思ってたんですけどねぇ。
地元のカラオケ愛好家、あなどれませぬ。
とても見応えのある選手権でした♪
いやぁ、堪能した(笑)。
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