脳は歌う②~発声以外にも、歌うための大事な"脳力"がある!

Byイチハラカヨコ

こんにちは!
梅雨入りしましたね。

梅雨に入った途端に雨がピタリと止んで急に暑くなりましたね(笑)。
あまたつーーー!! ←それは天達気象予報士のせいではない

それでも数日前、朝晩冷え込むこともありました。
この気温差がのどには大敵。
寝て起きてみたら「あれ、のど痛い・・・」なんてことになりがちです。

昼間が暑い分、油断しちゃうんですよね。
ちょっと冷えてるかも?と感じたときには、
タオルやスカーフなど、何か首に巻いてお休みになるといいですよ♪


☆☆☆


さて!
1本目の記事を書いてからかなり間が空いてしまいましたが、

脳は歌う~声も大事だけれど、歌ってそれだけじゃない。

この続きのお話になります。

先日リニューアルしたホームページに、
"VoiceerF Method"の解説を追加いたしましたが、
お読みいただくと、メソッドの土台となる理論の中に…

『脳科学』

…が入っていることがお分かりいただけると思います。

えっ、ボイトレに脳科学?と思われるかも知れませんが、
脳は歌う①の最後にも書いたとおり、
脳からの司令が神経を通じて伝わることで筋肉を動かすわけですし、
また『音感』や『音楽的センス』といったものにも関わってきます。


"歌がうまく歌えない"という悩みがある場合、
その理由も実はいろいろ。

例えば曲覚えが苦手、
細かいメロディが追えない、
ハモられると途端につられちゃう、
歌っている間に音が、またはリズムが伴奏とズレていっちゃう・・・

こういう場合『発声を整える』だけのボイトレをやっても、
なかなかうまく歌えるようにはなりません。

それは、根本の原因が…

☆曖昧にしか記憶できていない

事だったり、

☆脳の処理能力が追いついていない

事だったりするからです。


☆☆☆

左手で2拍子、右手で3拍子を同時に刻む…という遊び、
子供の頃やったことありませんか?

慣れれば割と簡単にできますが、
慣れないうちはどちらかの動きが引きずられて、
気づくと両手が一緒に動いていたりしますよね。

カラオケにハモリパートが入ってるだけでつられちゃう、
メロディを見失ってしまう。
そういう方は結構たくさんいらっしゃると思います。

これも、似たような事が言えるんですね。

『歌う』ことと、『聴く』ことが同時に処理できないために混乱が起き、
気づけば歌の方が、聞こえるメロディに引きずられて一緒になっちゃうわけです。

さらにこのタイプの方をよーく見てみますと…


歌のメロディを、ざっくりとしか覚えていない。


という場合が見受けられます…。

曲の流れ、音の上がり下がりは"だいたい"覚えているけれども、
上がる時、または下がる時の音の幅、音の高さを正確に覚えていない

これ、自分ではなかなか気づきにくいことだと思います。
一見別に歌が下手ではない、むしろ上手いという方もいます。
ただ歌い出しが苦手だったり、
何かの拍子に音を外してしまったり、などの形で現れます。

☆☆☆

この"聴きながら歌える"こと、
そして"より正確に覚えられる"ということは、
歌をより良く歌う上ではとても大事な能力になります。

この能力を伸ばしていく方法はいろいろあるのですが、
ハモりを練習するのは、
この両方を伸ばせるとてもいい方法です。


長くなりましたので、
そのことを実例など交えて次の記事にて。




どうぞ、気長にお待ちください。。。(笑)
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AUTHOR:平成の新聞少年
URL:http://ameblo.jp/km80xyz3-ameba
IP:59.87.157.126
DATE:08/05/2013 13:20:42
曲覚え以外では、そういう自覚症状は僕にもあります。記事の内容は身につまされることばかりですね。