とても価値ある1ヶ月!~IPC VOICE STUDIO発表会 "Various Colors"練習記完結編
はい♪完結編です~ (本当だな!?)
当日直前の自主練でのお話。
本番当日は、
リハ前とリハ後から出番までの間、待ち時間が結構あることがわかっていたので、
その間に合わせができるよう私のiPodを用意していたんですが、
以前使っていたスピーカーがダメになってそれっきりだったことをすっかり忘れていました。
そこで『白亜の館』オーナー様(笑)に、ポータブルのスピーカー持ってない?と聞いたところ…
「あるよ~」のお返事。
マイク完備なだけでなく、びっくりするほどいろんな物が出て来る、
『Hero』の田中要次さん演じるマスターか、
ドラえもんのポケットのやうなお家。。。
(居たのはピカチュウだったけど(笑))
電池式でしたがそこそこに音量も出るスグレモノで、
当日大活躍でした。
☆☆☆
これから書くことが、実は最大の悪戦苦闘ポイントでした…
【モーレツに難しかった、強弱のバランス。】
…そうなんです。
5人で歌ってますから声量は5倍。
全体でP(ピアノ)、PP(ピアニッシモ)までの弱音にしようとするとき、
相当思い切り良く音量を小さくしないと、弱音にならないのでございます。。。
先日こんな記事を書きましたが、
一人で歌っても感覚がつかみにくいこの強弱の付け方、
みんなで歌うとますますその感覚が分かりづらいです。
複数で歌ってるとき、それなりの声量で周りの歌が聴こえてくると、
「自分も声を出さなきゃ」
…っていう心理が働くらしく、
ボリュームを抑えたくても思ってる以上に大きく出てしまうことが何度もあり、
これを修正していくのがそれはそれは大変でした^^;。
ゴスペルクラスで歌う曲って、
大体が『イケイケどんどん』なのが大半を占めるので(笑)、
実はみんな抑えて歌うことに慣れていないという弱点にぶち当たったワケです( ̄▽ ̄;)…
特に、これ!↓
Seasons Of Love(オリジナルブロードウェイキャスト版)
『RENT』のSeasons Of Loveは私がゴスペルクラスに入った当初によく歌っていた曲でしたが、今更ながら何て難しいんだこいつ~~~!
特に序盤のユニゾンは考えずに歌っちゃうと雰囲気もへったくれもないものにしかならず、3曲の中で最後の最後まで問題が残り続けました。。。
【そこでこの御方が大活躍!】

ボイスレコーダー
歌う時はすべて録音、
歌った直後にすぐ聴いてフィードバック。
そして問題を洗い出してピアノで丁寧に。。。
ひたすらひたすら、この繰り返し。
ちなみに練習は5月半ばから当日までの間に5回。
おもしろかったのは、
最初のうちは録音したものを聴くのも恐ろしいシロモノだったのが、
回を重ねるごとにひとまとまりの歌になっていくのが分かる!
ボイスレコーダーって細かい声のブレやアラも拾ってくれちゃうため、相当シビアに録音されちゃいます(機種にもよるんですが、特に上の写真のSONYの子はかなりシビア)。
それでも最後の方に録音したものは、
そこそこに聴けるレベルになりましたからね。
やっぱり、録音してみるのって大きい。
【Seasons Of Loveで改めて解った自分の弱点(笑)。】
コレは完全に私事なんですが、
Seasons~は音の厚みを出すために、
私ともう一人の子が男声パートを歌いました。
が!
上のリンクでユニゾンから男女コーラスにバラけた後を聴いていただくと分かるんですが、男声の方がかなり細かく音が動きます。
これがまーーー、歌えない歌えない(-_-;)。
動きに対応できず、そーか自分はこの辺の低音域の発声が上手く行ってないのねってことを再発見し、自主的に集中ボイトレを敢行してみました。
(メニューはその辺をダイレクトに鍛えるための独自メニューでした。別に辛いとかしんどいものではないんですが、一言で言うと、地味。地味すぎて途中で「きいいぃぃぃぃーーーー!」って言いたくなる内容なので、とても生徒さんには勧められません(笑)。)
結果、3日で改善しました(爆)。
えーと、その…
このボイトレがいかに理に適っているのかってことを、
身を持って再確認したのでありました。。。はっはっは~。
おかげで今、歌うのすごーく楽~。
【休憩お茶飲み中の会話より。】
ちょっと上の話に戻るのですが、
七夕ミュージカルの『希望の種』はクライマックスの歌だったので、
ドラマチックに聴かせる要素をすべて突っ込んで創ったような曲なんですね。
音域の幅が大きいのでピッチが落ちないように保つのが大変だったり、
高音域でPP(ピアニッシモ)まで絞るところがあったりして、
今回もそこはかなり丁寧に作りこんでいったのですが、
練習の間のコーヒータイム中。
ミュージカルのゴスペル隊にも出演してくれていたメンバーの一人が、
「今ここで言われてることって、確かミュージカルの練習の時にも言われてたことですよね?…ってことは、ミュージカルの時はできてなかったってことなんですね(笑)」
うん、そーーなんだよねーーー。
この曲は自分でコーラスアレンジをしたこともあり、
歌の展開のビジョンは当初から一切変ってないんですが、
それを実際に表現できるところまで持っていくのは大変なことなんだなぁと、改めて思います。
「こうやって共通認識持って歌うのって大事ですよねー。
ミュージカルの時より良く仕上がってる気がします。」
今だから言っちゃう話ですが、
ミュージカル当日直前の期間に、
歌の詰めをやる時間が取れなかった事が唯一の心残りでした。
ゴスペル隊を含め歌のレベルはもっと上げられたはずだって、
今でも思ってます。
もっとも、自分がやること多すぎて埋もれちゃったからなー(;^_^A。
【そして本番!】
直前、楽屋で抜かりなくボイスケアキャンディを食べ、
出番待ちの間に右足の中指がつった(爆)。何故!?
「"99 Sisters・edition 2"のみなさんです!」
※前回とメンバーに変動があったため、『edition 2』を名乗ってみた
と司会者の方に呼ばれ、ステージに上がり3曲歌い切るまであっという間。。。
楽しい時間でした。。。
が!今回は反省点も忘れませんよー。
改めてよーーく解ったのが、
細かい強弱や、音を抑えたいところ。
これ、緊張するとまっ先にぶっ飛んじゃうんですね(笑)。
何よりその状態を冷静に振り返ることができてるのが、大きい。
「あ、飛んじゃった」という自覚はみんな持っていたので、
それが何より大きいです。
今まで歌ってきたどのステージよりも、
今後に活かす展望が見えた発表会となりました。
そんな訳で、価値ある1ヶ月だったのでした。
Various Colors Live練習記、これにておしまい♪
※ステージに上ってる最中すごく緊張したーと書きましたが、MCで喋ってる間は全然緊張しない自分にウケました(笑)一体何をやる人なのだ私は・・・
当日直前の自主練でのお話。
本番当日は、
リハ前とリハ後から出番までの間、待ち時間が結構あることがわかっていたので、
その間に合わせができるよう私のiPodを用意していたんですが、
以前使っていたスピーカーがダメになってそれっきりだったことをすっかり忘れていました。
そこで『白亜の館』オーナー様(笑)に、ポータブルのスピーカー持ってない?と聞いたところ…
「あるよ~」のお返事。
マイク完備なだけでなく、びっくりするほどいろんな物が出て来る、
『Hero』の田中要次さん演じるマスターか、
ドラえもんのポケットのやうなお家。。。
(居たのはピカチュウだったけど(笑))
電池式でしたがそこそこに音量も出るスグレモノで、
当日大活躍でした。
☆☆☆
これから書くことが、実は最大の悪戦苦闘ポイントでした…
【モーレツに難しかった、強弱のバランス。】
…そうなんです。
5人で歌ってますから声量は5倍。
全体でP(ピアノ)、PP(ピアニッシモ)までの弱音にしようとするとき、
相当思い切り良く音量を小さくしないと、弱音にならないのでございます。。。
先日こんな記事を書きましたが、
一人で歌っても感覚がつかみにくいこの強弱の付け方、
みんなで歌うとますますその感覚が分かりづらいです。
複数で歌ってるとき、それなりの声量で周りの歌が聴こえてくると、
「自分も声を出さなきゃ」
…っていう心理が働くらしく、
ボリュームを抑えたくても思ってる以上に大きく出てしまうことが何度もあり、
これを修正していくのがそれはそれは大変でした^^;。
ゴスペルクラスで歌う曲って、
大体が『イケイケどんどん』なのが大半を占めるので(笑)、
実はみんな抑えて歌うことに慣れていないという弱点にぶち当たったワケです( ̄▽ ̄;)…
特に、これ!↓
Seasons Of Love(オリジナルブロードウェイキャスト版)
『RENT』のSeasons Of Loveは私がゴスペルクラスに入った当初によく歌っていた曲でしたが、今更ながら何て難しいんだこいつ~~~!
特に序盤のユニゾンは考えずに歌っちゃうと雰囲気もへったくれもないものにしかならず、3曲の中で最後の最後まで問題が残り続けました。。。
【そこでこの御方が大活躍!】

ボイスレコーダー

歌う時はすべて録音、
歌った直後にすぐ聴いてフィードバック。
そして問題を洗い出してピアノで丁寧に。。。
ひたすらひたすら、この繰り返し。
ちなみに練習は5月半ばから当日までの間に5回。
おもしろかったのは、
最初のうちは録音したものを聴くのも恐ろしいシロモノだったのが、
回を重ねるごとにひとまとまりの歌になっていくのが分かる!
ボイスレコーダーって細かい声のブレやアラも拾ってくれちゃうため、相当シビアに録音されちゃいます(機種にもよるんですが、特に上の写真のSONYの子はかなりシビア)。
それでも最後の方に録音したものは、
そこそこに聴けるレベルになりましたからね。
やっぱり、録音してみるのって大きい。
【Seasons Of Loveで改めて解った自分の弱点(笑)。】
コレは完全に私事なんですが、
Seasons~は音の厚みを出すために、
私ともう一人の子が男声パートを歌いました。
が!
上のリンクでユニゾンから男女コーラスにバラけた後を聴いていただくと分かるんですが、男声の方がかなり細かく音が動きます。
これがまーーー、歌えない歌えない(-_-;)。
動きに対応できず、そーか自分はこの辺の低音域の発声が上手く行ってないのねってことを再発見し、自主的に集中ボイトレを敢行してみました。
(メニューはその辺をダイレクトに鍛えるための独自メニューでした。別に辛いとかしんどいものではないんですが、一言で言うと、地味。地味すぎて途中で「きいいぃぃぃぃーーーー!」って言いたくなる内容なので、とても生徒さんには勧められません(笑)。)
結果、3日で改善しました(爆)。
えーと、その…
このボイトレがいかに理に適っているのかってことを、
身を持って再確認したのでありました。。。はっはっは~。
おかげで今、歌うのすごーく楽~。
【休憩お茶飲み中の会話より。】
ちょっと上の話に戻るのですが、
七夕ミュージカルの『希望の種』はクライマックスの歌だったので、
ドラマチックに聴かせる要素をすべて突っ込んで創ったような曲なんですね。
音域の幅が大きいのでピッチが落ちないように保つのが大変だったり、
高音域でPP(ピアニッシモ)まで絞るところがあったりして、
今回もそこはかなり丁寧に作りこんでいったのですが、
練習の間のコーヒータイム中。
ミュージカルのゴスペル隊にも出演してくれていたメンバーの一人が、
「今ここで言われてることって、確かミュージカルの練習の時にも言われてたことですよね?…ってことは、ミュージカルの時はできてなかったってことなんですね(笑)」
うん、そーーなんだよねーーー。
この曲は自分でコーラスアレンジをしたこともあり、
歌の展開のビジョンは当初から一切変ってないんですが、
それを実際に表現できるところまで持っていくのは大変なことなんだなぁと、改めて思います。
「こうやって共通認識持って歌うのって大事ですよねー。
ミュージカルの時より良く仕上がってる気がします。」
今だから言っちゃう話ですが、
ミュージカル当日直前の期間に、
歌の詰めをやる時間が取れなかった事が唯一の心残りでした。
ゴスペル隊を含め歌のレベルはもっと上げられたはずだって、
今でも思ってます。
もっとも、自分がやること多すぎて埋もれちゃったからなー(;^_^A。
【そして本番!】
直前、楽屋で抜かりなくボイスケアキャンディを食べ、
出番待ちの間に右足の中指がつった(爆)。何故!?
「"99 Sisters・edition 2"のみなさんです!」
※前回とメンバーに変動があったため、『edition 2』を名乗ってみた
と司会者の方に呼ばれ、ステージに上がり3曲歌い切るまであっという間。。。
楽しい時間でした。。。
が!今回は反省点も忘れませんよー。
改めてよーーく解ったのが、
細かい強弱や、音を抑えたいところ。
これ、緊張するとまっ先にぶっ飛んじゃうんですね(笑)。
何よりその状態を冷静に振り返ることができてるのが、大きい。
「あ、飛んじゃった」という自覚はみんな持っていたので、
それが何より大きいです。
今まで歌ってきたどのステージよりも、
今後に活かす展望が見えた発表会となりました。
そんな訳で、価値ある1ヶ月だったのでした。
Various Colors Live練習記、これにておしまい♪
※ステージに上ってる最中すごく緊張したーと書きましたが、MCで喋ってる間は全然緊張しない自分にウケました(笑)一体何をやる人なのだ私は・・・
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