リップロールは優れモノ!
・・・
壁|д゚) ソ~ッ・・・
・・・ご無沙汰でございます~。
…いや、別にそんなこっそり出なくても。
『新規生徒さん受付休止しまーす』の告知を出した頃から12月まで、
こんなカンジで過ごしておりまして、
去年も去年(ミュージカルてんてこ舞い)だけど今年も今年(ゴスペルてんてこ舞い)でした(笑)。
昨日、レッスンの方も仕事納めいたしまして、
ようやくホッと一息、記事を書いております。
…ま、大掃除大会の始まりですけどね~(;^ω^)。
ミュージカルの時、秋⇒冬へと季節が進むにつれ、
キャストスタッフとも風邪でバタバタやられる中私一人全く健康で、
こりゃ終わった後にガタッと来るのかなーと思ったらそれすらなく、
我ながら元気すぎる自分に笑っちゃったんですが、
今年は本番前に見事やられてしまいました(^^;。
12月15日の本番1週間くらい前に娘がゲホゲホ咳してるわけですよ。
いやな時期に風邪ひいてくれるなあと思ったら見事うつされました(笑)。
さらに翌週の本番3日前の夜、それが悪化したのか別の風邪なのか、
鼻水が滝のように出て止まらなくなり(爆)。
いやー苦しかったわー。
あんなにティッシュ消費したの久々だったわー。
☆☆☆☆☆
冬場の出演は本当に体調管理との戦いですね~。
12月はそんなわけで、体調的に万全とは言えませんでした。
本当はのどが炎症を起こしたりしているときは休ませるのが一番いいんですが、
本番2~3日前ではそうも言ってられないので、
ひたすらリップロールを繰り返し、
負担がかからないよう小声でピッチコントロールを繰り返して、
声の動きが悪くならないように気をつけました。
(メソッドのやり方については、大人の事情により(笑)ここでは解説しません。
AKIRA先生のボイトレ本をお持ちの方は、そちらをご参照ください。)
おかげさまで、少しのどのカサカサは残っていたものの、
ほぼ影響なく歌うことができ、無事乗り切れました。
仕事柄ですが、何をすると良くて何をするのが悪いかを知ってるって事は強みだな~と、改めて感じることとなりました(^^ゞ。
さて!ここからが本題(前振りが長いわ(笑))。
そのリップロールについてです。
上で『大人の事情が』と言ったばかりですが、
リップロールは特にボイスィーフ・メソッドだけのものでもないので(私がゴスペルを始めた当初からウォーミングアップでやってました)、解説を。
【やり方】
唇を軽く合わせ、プルルルルルルル・・・と震わせるだけ。
(言葉で伝わるでしょうか^^;?)
方法は単純なんですが、
すぐにできてしまう方とそうでない方がいると思います。
これ、鳴らそうとして力が入ってしまうとうまく鳴らないので、
閉じた唇や頬に力が入らないように、
口の中もピッタリ閉じないように、ぽかーんと空いた感じにするといいです。
また左右の口角または少し外側に指を当て、軽ーく上に持ち上げると鳴りやすくなりますので、長続きしない方は試してみてください。
【効果】
プルルルルルルルと震える、この振動が声帯・のど回りに伝わり、
それによって周辺の筋肉がほぐれ、動きが良くなります。
筋肉の動きが良くなれば、それだけ声も出しやすく、動かしやすくなるというわけです。
無駄な力を抜き、
リラックスした声が出やすくなるので、
どんなタイプの方にも効果がある、何気に優れモノなメソッドです。
レッスンにおいても、
最初のウォーミングアップや声を出し続けた後のリラックスのために、
また高音域を伸ばす時にも、別のメソッドと組み合わせながら行うなど、
何かと出番が多いです。
歌うとのどがすぐ疲れたり痛くなったりする方も、
その改善に効果を発揮します。
ところで、
この記事はあえて『声のケア』というカテゴリーに入れてみました。
それは、リップロールには発声のリラックス効果だけでなく、
のどの疲労・不調の時の回復力を高める効果もあるからです。
これは振動によって血行も促進されるため。
筋肉がゆるむことで、筋繊維の中を通る血管が拡張されます。
体を修復するための物質は血液によって運ばれていきますので、
血行が良くなれば当然回復も早くなる、というわけです。
以前、喉のケアの簡単な方法として、
首周りに何か巻いて温めるといいよ~という記事を書きましたが、
要するに冷えて血行が悪くなるのが一番良くないんですね。
風邪っ引きの最中、せっせとリップロールを繰り返したのは、
実はこのためでした^^;。
正直、鼻水ダーーーーーの後、のどが腫れて高い音が出しづらい状態からわずか2日ちょっとでここまで普通に歌えるところまで持って行けたのは我ながら驚きで、
改めてその効果を身をもって知ることとなりました。
お仕事でしゃべる機会の多い方などは特に、
覚えておかれると便利だと思います。
リップロールを鳴らすことに慣れてきたら、
強い息は使わず、できるだけ軽めに鳴らすように気をつけてみてください。
長時間続けてもほとんど負担がなくなりますよ♪
ちなみに。。。
にゃんこが甘えた時などにならす、のどのゴロゴロ・・・がありますね。
あれ、具合が悪かったり怪我をした時など、
あの振動で回復を促しているらしいです。
原理は一緒かも知れませんね。
今年も寒い冬になるようですね~~(>_<)。
どうぞ体調にお気を付けください。
壁|д゚) ソ~ッ・・・
・・・ご無沙汰でございます~。
…いや、別にそんなこっそり出なくても。
『新規生徒さん受付休止しまーす』の告知を出した頃から12月まで、
こんなカンジで過ごしておりまして、
去年も去年(ミュージカルてんてこ舞い)だけど今年も今年(ゴスペルてんてこ舞い)でした(笑)。
昨日、レッスンの方も仕事納めいたしまして、
ようやくホッと一息、記事を書いております。
…ま、大掃除大会の始まりですけどね~(;^ω^)。
ミュージカルの時、秋⇒冬へと季節が進むにつれ、
キャストスタッフとも風邪でバタバタやられる中私一人全く健康で、
こりゃ終わった後にガタッと来るのかなーと思ったらそれすらなく、
我ながら元気すぎる自分に笑っちゃったんですが、
今年は本番前に見事やられてしまいました(^^;。
12月15日の本番1週間くらい前に娘がゲホゲホ咳してるわけですよ。
いやな時期に風邪ひいてくれるなあと思ったら見事うつされました(笑)。
さらに翌週の本番3日前の夜、それが悪化したのか別の風邪なのか、
鼻水が滝のように出て止まらなくなり(爆)。
いやー苦しかったわー。
あんなにティッシュ消費したの久々だったわー。
☆☆☆☆☆
冬場の出演は本当に体調管理との戦いですね~。
12月はそんなわけで、体調的に万全とは言えませんでした。
本当はのどが炎症を起こしたりしているときは休ませるのが一番いいんですが、
本番2~3日前ではそうも言ってられないので、
ひたすらリップロールを繰り返し、
負担がかからないよう小声でピッチコントロールを繰り返して、
声の動きが悪くならないように気をつけました。
(メソッドのやり方については、大人の事情により(笑)ここでは解説しません。
AKIRA先生のボイトレ本をお持ちの方は、そちらをご参照ください。)
おかげさまで、少しのどのカサカサは残っていたものの、
ほぼ影響なく歌うことができ、無事乗り切れました。
仕事柄ですが、何をすると良くて何をするのが悪いかを知ってるって事は強みだな~と、改めて感じることとなりました(^^ゞ。
さて!ここからが本題(前振りが長いわ(笑))。
そのリップロールについてです。
上で『大人の事情が』と言ったばかりですが、
リップロールは特にボイスィーフ・メソッドだけのものでもないので(私がゴスペルを始めた当初からウォーミングアップでやってました)、解説を。
【やり方】
唇を軽く合わせ、プルルルルルルル・・・と震わせるだけ。
(言葉で伝わるでしょうか^^;?)
方法は単純なんですが、
すぐにできてしまう方とそうでない方がいると思います。
これ、鳴らそうとして力が入ってしまうとうまく鳴らないので、
閉じた唇や頬に力が入らないように、
口の中もピッタリ閉じないように、ぽかーんと空いた感じにするといいです。
また左右の口角または少し外側に指を当て、軽ーく上に持ち上げると鳴りやすくなりますので、長続きしない方は試してみてください。
【効果】
プルルルルルルルと震える、この振動が声帯・のど回りに伝わり、
それによって周辺の筋肉がほぐれ、動きが良くなります。
筋肉の動きが良くなれば、それだけ声も出しやすく、動かしやすくなるというわけです。
無駄な力を抜き、
リラックスした声が出やすくなるので、
どんなタイプの方にも効果がある、何気に優れモノなメソッドです。
レッスンにおいても、
最初のウォーミングアップや声を出し続けた後のリラックスのために、
また高音域を伸ばす時にも、別のメソッドと組み合わせながら行うなど、
何かと出番が多いです。
歌うとのどがすぐ疲れたり痛くなったりする方も、
その改善に効果を発揮します。
ところで、
この記事はあえて『声のケア』というカテゴリーに入れてみました。
それは、リップロールには発声のリラックス効果だけでなく、
のどの疲労・不調の時の回復力を高める効果もあるからです。
これは振動によって血行も促進されるため。
筋肉がゆるむことで、筋繊維の中を通る血管が拡張されます。
体を修復するための物質は血液によって運ばれていきますので、
血行が良くなれば当然回復も早くなる、というわけです。
以前、喉のケアの簡単な方法として、
首周りに何か巻いて温めるといいよ~という記事を書きましたが、
要するに冷えて血行が悪くなるのが一番良くないんですね。
風邪っ引きの最中、せっせとリップロールを繰り返したのは、
実はこのためでした^^;。
正直、鼻水ダーーーーーの後、のどが腫れて高い音が出しづらい状態からわずか2日ちょっとでここまで普通に歌えるところまで持って行けたのは我ながら驚きで、
改めてその効果を身をもって知ることとなりました。
お仕事でしゃべる機会の多い方などは特に、
覚えておかれると便利だと思います。
リップロールを鳴らすことに慣れてきたら、
強い息は使わず、できるだけ軽めに鳴らすように気をつけてみてください。
長時間続けてもほとんど負担がなくなりますよ♪
ちなみに。。。
にゃんこが甘えた時などにならす、のどのゴロゴロ・・・がありますね。
あれ、具合が悪かったり怪我をした時など、
あの振動で回復を促しているらしいです。
原理は一緒かも知れませんね。
今年も寒い冬になるようですね~~(>_<)。
どうぞ体調にお気を付けください。
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